伝統工芸士実技試験

茨城県後継者育成事業で将来の伝統工芸士になる人材を育てる事業が、平成28年から30年までの3年間行われ 真壁の将来有望な3名の若手を指導して来ました、 そしてその集大成として。

令和元年10月10日に知識試験  16・17・18日の3日間実技試験を真壁高校稲荷原農場実習棟で行いました。

実技試験の課題は、梵字燈籠の宝珠・笠・受けの部分を手仕上げで加工をするという、3日間の作業としては かなりハードなものです。

もつとも、我々の実技試験の頃は5日間で宝珠・笠・火袋・受・竿と全部仕上げましたので今よりハードな作業でした。

3名の受験者も必死に作業を進めていきます。

日程の都合上 火袋と竿は、自分の工場で仕上げてきたものを持参して一本の梵字燈籠に仕上げます。

3年間に渡り伝統工芸士が3名1組3チームになり指導をして来ましたので

何とか、全員合格して貰いたいものです。

合否の結果は、年明け1月下旬か2月初旬の発表になります。