桜川市立大国小学校での授業

去年に引き続き「桜川市立大国小学校」から桜川市の伝統産業に関する指導への講師の依頼が有り

6月26日 真壁石燈籠伝統工芸士会の役員でもある岩淵久之さんと私の2名で授業を行って来ました。

岩淵さんは、旧大和村の大国玉地区の岩淵産業の社長で大国小学校の卒業生です。

先ずは真壁の石屋の歴史や、大洗水族館のイルカの象や鹿島サッカースタジアムのサッカーボールのオブジェなども真壁石製で真壁の職人が現地で加工した事などや 道具の説明、寸法はcmでは無く1尺・1寸という尺貫法を使っている事などを話しました。

一通り石についての説明が終わった後は、岩淵さんに実演して貰い児童の皆さんにも実際に道具を使って石を叩いて貰いました。

去年の写真などを見て、この石を叩くのを楽しみにしていたそうです 最初は恐る恐るでしたが段々と奇麗に割ったり削ったり上手く出来るようになりました。

3時間目、4時間目の授業でしたが時間が足りない程、みんな夢中で石を割ったりノミで削ったり楽しかったようです、子供たちだけでなく先生方にも体験して貰い 少しでも物造り、手作業での難しさなどを体験して貰えたと思います。

今年、大国小学校の校長先生が石堀先生でした、旧真壁小学校の職業フォーラム授業でお世話になった先生で、何か嬉しい出会いでした。